
みりんのお話
みりんは本来日本酒の仲間です。原材料の1つである米を「うるち米」にすると日本酒になり、「もち米」にするとみりんになります。みりんはもち米を原料にするために甘い酒になります。みりんに薬草を浸透させ「おとそ」として昔から飲用されてきました。
●現在市販されているみりんとその仲間
| 本みりん… |
エキス分16度以上(酒販売店の許可店) |
| 本直し… |
エキス分16度未満(酒販売店の許可店) |
| 酒みりん… |
本みりんに食塩を加えたもの(一般販売店) |
| 発酵調味料… |
本みりんのアルコール濃度を9%に薄め、食塩を加えたもの |
| みりん風調味料… |
本みりんをアルコール度数1%未満まで薄めたもの |
現在、一般に販売されている「本みりん」は、「増みりん」とよばれるもので、「本みりん」を醸造用アルコールで3倍にのばし、糖類、酸味料を加えたものです。みりんを調味料として使う場合は、甘味と照りを期待しますが、増本みりんではその期待が裏切られることになります。
本来の「本みりん」は、原材料がもち米、米麹、焼酎と記されているもので、筆者の知る限り現在4社が製造しています。値段は、日本酒の純米酒と同じです。
一般に市販されている「本みりん」は、本当のみりんではなく増みりんですから、名称の変更が必要だと思います。このみりんは3増みりんとよばれ、値段は1升1,680円です。本来みりんが1升2,200円ですから、増みりんと比べてそれほど高価なものではありません。 |